毎日、シャンプーした方が良いのか、しない方が良いのか…。

これは多くの方が抱いている疑問ですよね。もしかしたら、あなたも「どっちが正解なんだろう…」と疑問に思っているのではないでしょうか。

今回は、そんな疑問を抱えている方のモヤモヤをスッキリ解消したいと思います。

そもそもなぜ、こんな疑問が生まれるのか?

今は情報化社会で雑誌や書籍、そしてネットを見ると薄毛対策に関してもさまざまな情報で溢れかえっていますよね。

「毎日、シャンプーすると禿げる!」
「毎日、シャンプーしないと将来禿げる!」

などまったく真逆のことを言われると「どっちが正解?」ってなりますよね。

しかも、そういった情報を発信している方たちが髪の毛や頭皮の専門家となるとさらに混乱してしまいます。

中には、「シャンプーをするから禿げるんだ!」とシャンプーそのものを全否定している専門家もいます。

こうなってくると、ますます私たちは何が正解で何が不正解かだけでなく、何を信じていいのかわからずお手上げ状態ですよね。

これこそが、薄毛や抜け毛に悩み将来のハゲが心配で、怖くて怖くてたまらずに「何とかしなければ!」と行動を起こそうとする私たちの歩みを鈍らせてしまうわけです。

しっかりと説明してくれれば良いですが、「これこそが悪だ!」と言わんばかりに極論を言ってくる専門家もいるから困ったものです。

専門家からすると情報弱者の我々の中には、その極論を信じて実行に移してしまう人もいるんです。

「〇〇〇を食べると痩せる!」みたく、まるでその〇〇〇さえ食べておけばOKといった表現は確かにインパクトがあるから好まれるのかもしれませんけど…。その結果、翌日からスーパーで○○○が品切れ続出みたいな。

そんなにことで痩せれるなら誰も苦労しないし、みんな痩せてスリム体型ですよね。

情報は少ないよりも多い方が良いですが、こういった真逆の意見が乱れ飛ぶ、それゆえにこういった疑問が生まれモヤモヤした気持ちを抱えながら薄毛対策をしている方も多いのではないでしょうか。

ただ、そうは言っても意見が食い違う専門家たちの中には私たちが納得できるように、しっかりと説明してくれている方もいます。

その方たちの主張を注意深く見てみると、主張は真逆でもその主張に至る理由は共通しています。

結論!毎日シャンプーしない方が良いはホントかウソか、どっち?

「毎日、シャンプーしてはダメ」
「毎日、シャンプーはすべき」
「そもそもシャンプーをしてはダメ」

結論から言うと、どれも正解です。どういうことかと言うと…

どれも主張は真逆なことを言っていますが、よく見るとその主張を裏付ける理由、根拠は同じことに気づくはずです。

それは、「頭皮を健康な状態に保つ」ということ。そして、そのために最低限気を付けないといけないことは「必要以上に皮脂を洗い落とさない」ことです。

具体的に見ていくと…

A:毎日シャンプーしてはダメ ⇒ 必要以上に皮脂を落とし過ぎてしまう
B:毎日シャンプーした方が良い ⇒ 必要以上に皮脂が残ってしまう
C:シャンプーしてはダメ ⇒ Aと同じ考え

こう見ていくと、主張は違いますがどれも「皮脂」に焦点が当たっていますよね。

皮脂は頭皮だけでなく人間の皮膚全体を紫外線やホコリ、雑菌といった外的な刺激から守ってくれる、いわばバリアの働きをしてくれています。また過度に水分が逃げないようにカバーも役目も担っています。

そして髪の毛が元気に成長しコシとツヤを保てるのも皮脂があるからこそです。

もし、この皮脂をスッキリと落してしまうとどうなるでしょう?

頭皮や髪の毛はバリア機能をすっかり失い、外的刺激にさらされダメージを受けるだけでなく水分保持ができなくなり、どんどん痩せ細りコシとツヤを失っていきます。

このように頭皮と髪の毛を必要量の皮脂を保つことが重要なのです。

ポイントは「必要量の皮脂」です。少な過ぎると前述したようにダメージをもろに受け、多すぎると今度は雑菌繁殖の原因となったり、毛穴を塞いで毛包の働きを弱らせてしまいます。

どちらにしても、こういった原因で髪の毛は後退期を迎える前に元気を失い抜け落ちてしまうわけです。

大事なことなのでもう一度言いますが、毎日、シャンプーしようがしまいが頭皮と髪の毛を健康な状態に保つために必要な皮脂まで洗い落とさないこと。また必要以上に皮脂を溜めないこと。

それさえできれば、毎日シャンプーしても良いし、しなくても良いのです。またシャンプー自体使わずにお湯で洗髪しても良いわけです。

シャンプー以上に重要なこと

シャンプーを毎日した方が良いのか、しない方が良いのか、そもそもシャンプーで洗わない方が良いのか…。

どれもシャンプーに焦点が当たっていますが、そんな事よりも重要なことは「洗い方」です。

仮にシャンプーを使わずお湯だけで洗ったとしても間違った洗い方、つまり頭皮や髪の毛を痛めつける洗い方をしていてはコシやツヤのある健康な髪の毛を保つことはできません。そればかりかせっかく芽を出した新生毛を抜いてしまうので髪の毛の絶対数はどんどん減って行きます。

新しい髪の毛が育たないのではなく育つ前に間違った洗い方をしているがために抜いてしまっているのです。

考えてみてください。

あなたは顔を洗う時、爪を立ててゴシゴシ洗っていますか?櫛でゴシゴシとこすり洗いしていますか?

洗顔の基本は摩擦で汚れや余分な皮脂を擦り落とすのではなく、十分な泡で包みこんで洗うことです。

なぜなら擦り洗いは皮脂を根こそぎ落としてしまい皮膚を傷つけてしまうからです。

ちなみに体でもっとも弱くてデリケートな皮膚は頭皮だと言われています。しかも頭皮の毛穴からは髪の毛が生えています。

新しく生まれた新生毛は下図のように毛穴の直径と比べると産毛ほどのかなり細い毛です。しかも風があたっただけで抜け落ちてしまうほどもろい状態です。

髪の毛の成長過程

新生毛の直径はわずか0.02mm程度と言われています。こんなにも細い毛が倍の太さになるには半年かかります。そして通常の太さになるには約1年と言われています。

つまり、薄毛になって地肌が目立つようになってしまうのは、せっかく生まれてきた新生毛を育つ前に自ら抜いてしまっているのです。

これでは待てど暮らせど毛量はどんどん減ってしまう一方ですよね。

間違ってもせっかく生まれてきた新生毛を抜かないように洗い方には十分に注意しましょう。

どんな洗い方をすれば良いのか興味ある方はこちらの記事を参考にどうぞ。ちなみに私はこの洗い方で抜け毛が劇的に減りました。

薄毛が気になるあなたへ~正しいシャンプー方法を実践しよう!

髪の毛のニオイやベタつき、痒みが気になるときの対処法

「髪の毛のニオイやベタつきが気になるから、朝晩の2回髪を洗っている」という話を聞きますが、やってはダメなことです。

10~20代の若い男性であれば男性ホルモンの働きも活発なため皮脂量が多いので有効な場合もあります。

ただ、ある程度年齢になってくると皮脂の分泌量は減って行き、どちらかと言えば乾燥しがちになってきてます。

とくに注意すべきは女性です。男性に比べてもともと皮脂の分泌量は少ないため朝晩の2回洗いをすることで皮脂のバリア機能は失われ大ダメージを受けてしまいます。

髪の毛のベタベタが気になる方の多くは自分を脂性肌と思っていますが、実は乾燥した頭皮を保護するために体の防御反応が無理に働いて皮脂を過剰に分泌し、そのせいでベタつきが解消されないという可能性があります。

もともと脂性肌の場合は脂漏性による脱毛症を引き起こす可能性が高いため、まずは皮膚科を受診して適切な対処をする必要があります。

そうでない場合は1日に何度も髪を洗っても育毛対策になるどころか余計な抜け毛、脱毛を引き起こしてしまうだけです。

洗髪は原則1日1回です。乾燥がひどい方は1日おきに洗うなどして自分の頭皮の状態を見極めながら洗髪しましょう。

皮脂の分泌量には個人差もあるので、たとえば夏場は毎日、冬場は1日おきなど。

ちなみに私の場合は平日の仕事時はヘアワックスをするのでシャンプー洗いをして、土日は整髪料を付けないので原則シャンプーを使わずお湯で洗っています。また、どちらかというと乾燥肌なので土曜日は洗わない日もあります。そうやって自分なりに調整しています。

ベタつきやニオイが気になる方にとっては晩のみの1回洗いにすることに対して抵抗があると思いますが、試しに朝洗うのをやめてみましょう。

もちろん、最初はベタつきやニオイが気になると思いますが目安として1週間ほど続けてみてはどうでしょうか。

もちろん洗髪方法には気を付けましょう。くれぐれもゴシゴシ擦って洗わないこと。そして気になるからと皮脂を落とし切らないこと。

漠然とで申し訳ないですが、「ちょっとだけ皮脂を残す」感覚で洗ってみましょう。最初は難しいと思いますが、感覚としては洗髪してドライヤーで乾かした後に頭皮がスッキリしすぎない。頭皮がスース―感じるなら、それは洗いすぎです。おそらく数時間後にはいつも通りベタベタしてくると思います。

「ちょっと、物足りないなぁ~」と感じるくらいがちょうど良いです。

様子を見ながら続けてみることでベタつきが軽減されてきたと感じる方もいます。

まとめ

毎日シャンプーすると禿げるなら、毎日シャンプーしている人はみんな禿げているはずです。逆に毎日シャンプーすると禿げるならホームレスの人はみんな禿げです。アフリカの原住民もみんなハゲてるはずです。

ここまでしっかりと読んで頂いた方はもうおわかりですよね。そうです。

シャンプしようが、しまいがどっちでもいいんです。大事なことは「皮脂は必要以上に洗い落とさない!」ってことです。