育毛剤の効果が出るまでの期間

「何か薄毛対策をしなくちゃ…。」と思った時に、まず思いつくのが育毛剤ではないでしょうか?

ただ、育毛剤を使い始めたからといって劇的な薄毛改善が期待できるかといえば「NO」です。

実際に、使い始める方もそこまでは期待していないにしても、どれくらいの期間使用すれば効果が出始めるのかは気になるところですよね。

髪が生え変わるまでの期間

育毛剤の効果を実感するまでの期間を言う前に、まず髪の毛がどれくらいの期間で生え変わるのかを知っておく必要があります。

なぜなら、この期間を知っておかないと「育毛剤は使っても効果がない」と早とちりして使用を止めてしまう方が多いからです。

髪の毛の生え変わり期間、通称「ヘアサイクル」とも言いますが、これには個人差はあるものの早くても2~3年はかかります。

まず、新たな髪の毛が目視でわかるには最低2~3cmは必要です。この長さに髪の毛が育つには最低3~4ヶ月はかかります。

実際には、さらに伸びて髪の毛が5~6cm程度にならないと「髪の毛が生えてきた!」とは実感できません。この状態になるには少なくとも6か月はかかります。

なぜなら髪の毛は1ヵ月で約1~1.5cm伸びるからです。もちろん、これには個人差はありますし、薄毛が進行している場合はヘアサイクルが乱れているため、もっとかかる可能性はあります。

育毛剤の効果を実感できるのはいつから?

前述したように一度抜けた髪の毛が目視で確かめられる2~3cmに成長するまでには少なくとも3~4ヶ月かかります。

そう考えると、育毛剤の効果をなんとなくでも実感できるには計算上最低でも3ヶ月かかることになります。

育毛剤を使い始めてから3~4ヶ月を過ぎたあたりから効果を実感し始める方が多いのはこのためです。

中には使い始めて1ヵ月過ぎたあたりから効果を実感する方もいます。それは育毛剤を使う前に、すでに毛穴の奥で新生毛が育っていたためです。

こういったヘアサイクルを知らないと、たとえ育毛剤の成分が作用して毛穴の奥で新生毛が育っていても目には見えないため「効果がないのか?」と心配になったり、使用を止めてしまう方も多いでしょう。

目には見えなくとも毛穴の奥で新生毛がゆっくりと育っている期間なので、そこで効果がないと早とちりで諦めず、まずは最低でも3~4ヶ月は使ってみましょう。

ただ、この時点では髪の毛の長さはわずか2~3cmなのでハッキリと実感できるかというと、私の場合は違いました。

「なんとなく増えたかな…」
「なんとなく、頭皮の透け具合が…」

といったように、本当に「なんとなく」といった感じで、正直変化はあってないようなものでした。

効果を更に実感するには髪の太さも大事!

髪の長さが伸びれば、それに比例して髪の太さにも変化が現れます。

髪の太さには個人差があり、

髪の毛が太い人     :  0.12mm~0.25mm
髪の毛が普通の人    :  0.08mm~0.1mm
髪の毛が細い人     :  0.05mm~0.07mm

日本人の髪の太さは上記くらいと言われています。ちなみにこの太さは正常なヘアサイクル通りに2~6年かけて十分に成長した髪の太さです。

仮に髪の成長期を5年、髪の最終成長の太さを0.1mmとします。すると計算上、

0.1mm÷5年=《1年間で》0.02mm
0.02mm÷12ヶ月=《1ヶ月で》約0.0017mm

太くなるという計算になります。

つまり新たに生えてきた髪がもとの太さに成長するまでには、これまた時間がかかるんです。

髪の毛の太さは長さに比例して太くなっていきます。長さ、太さともに成長していると実感できるまでには計算上は最低でも6ヶ月は必要になります。

育毛剤の効果に個人差があるのはなぜ?

同じ育毛剤を同じ期間使用しても効果には個人差が出ます。

理由は、ヘアサイクルの周期、また生活習慣、食生活などさまざまな要因が人によって違うからです。

口コミや広告を見ると、「私は〇ヶ月で効果を実感しました!」「約8割が3ヶ月で効果を実感!」などと書かれているのを目にすると思います。

これはあくまでも平均であって、早い方もいれば半年たってようやく効果を実感できる方もいるわけです。

大事なことは他人と自分を必要以上に比べないことです。比べてしまうと、どうしても実感がないと不安になったり、諦めて途中でやめてしまう方もいるでしょう。

ヘアサイクルは早い方で2年、遅い方で6年と周期にかなり開きがあります。そういったことを知っていれば過剰に他人と比べたり、不安になることも少なくなります。

ちなみに私の場合はヘアサイクルが遅いのか実感できるまで半年以上かかりましたからね。

育毛剤以外の薄毛対策が大事

最後に1つお伝えしたいことがあります。それは育毛剤に頼りすぎないということです。

というのは、髪の毛の成長にはさまざまな要因が関係しているからです。

いくらい素晴らしい育毛剤を使用していたとしても、使い方を間違っていては意味がありません。また、生活習慣や食生活、シャンプーの仕方などに育毛を妨げる要因があれば育毛剤の効果も半減してしまうでしょう。

元気な髪の毛を育てるには、もちろん育毛剤に配合される有効成分のサポートも必要です。しかし、それと同じ、いやそれ以上にいかに頭皮環境を整え、髪の毛の成長に必要な栄養をバランスよく摂取できるかも大事です。

安易に「育毛剤さえ使えば…」といった育毛対策では、期待した効果を得るのは難しいのではないかと個人的には思います。

シャンプー1つとっても育毛剤の効果をアップしてくれることもあれば、逆に効果を半減させてしまうこともあります。

薄毛が気になるあなたへ~正しいシャンプー方法を実践しよう!