男性の薄毛を悩ます要因に男性型脱毛症(AGA)があります。すでにあなたもご存知かもしれませんね。

そして男性型脱毛症(AGA)を進行させる原因の一つにジヒドロテストステロン(DHT)があります。

今回は、このジヒドロテストステロン(DHT)について詳しくみていきましょう。

  1. 「DHTとは何なのか?」
  2. 「どうして発生するのか?」
  3. 「抑制する方法はあるのか?」

これらについて解説していますのでAGA対策をお考えの方は参考にしてみてください。

DHTって何?発生のメカニズムは?

まずDHT(ジヒドロテストステロン)の正体から見ていきましょう。DHTは男性ホルモンの一種ですが、男性ホルモンと言えば有名なものにテストステロンがあります。

「男性ホルモンが過剰に多いとハゲやすい」という言葉を聞いたことがある方は、勘違いしてテストステロンが薄毛の原因と思っている方もいますが違います。

テストステロンは男性が男性であるための大事なバロメーターで、男性ホルモンの中でもっとも分泌量が多く男性の身体にさまざまな好影響を与えるホルモンと言われています。

例えば筋肉や骨の生成や、その強度を保つためには重要な存在です。つまりテストステロンが減少すると筋肉量や骨密度の減少が起こります。他にも内臓脂肪の増加や生殖機能の低下、精神的な障害、貧血などさまざまなトラブルが身体に起こるようになります。

ところが、このテストステロンが毛乳頭細胞内に入ると5αリラクターゼ(還元酵素)によって、より活性の強い男性ホルモンに変換されます。

この変換されたホルモンこそがDHTであり発生のメカニズムです。

DHTがなぜ薄毛を招くのか?

そしてこのDHTがアンドロゲンレセプター(男性ホルモン受容体)と結合することで脱毛因子(TGF-β)を増やします。そしてTGF-βから髪が抜けるように指令を出すFGF-5に脱毛情報が伝達されと毛乳頭は委縮し、毛母細胞の成長が抑制されます。

するとヘアサイクルの成長期が短縮し、細くて短い毛に逆転換して薄毛、やがてハゲへになって行くことがわかりました。

これがDHTがAGAを促進させる要因です。

どうすればDHTを抑制できるのか?

AGAの主要因であるDHTのことがわかったところで、次に大事なことは「如何にしてDHTを抑制するか?」ですよね。

現在、DHTを抑制するためにはいくつかの方法があります。

  1. AGA専門クリニックでの医薬品による治療
  2. 医薬品・医薬部外品の育毛剤による対策
  3. 生活習慣の見直し

といったところが主流となっています。 

ただ、それぞれにメリット、デメリットがあるのでどの対策を選ぶかはご自身で決めておこないましょう。

AGA専門クリニックでの医薬品による治療

専門医の診断のもと、DHT抑制に効果のある治療薬を処方してもらいましょう。

現在、DHTを抑制する成分として有名なのはフィナステリドです。日本ではプロペシアを用いたAGA治療が主流ですが保険適応外のため全額自己負担となります。

■メリット・デメリット
医薬品であるため効果は保障されているが、少なからず副作用の危険性、そして保険適用外というデメリットもある。

医薬品・医薬部外品の育毛剤による対策

専門医に診てもらうことに抵抗がある方は多いようです。そこでそんな方々は市販やネットで販売されている育毛剤による対策を行っています。

さまざまなメーカーから多くの育毛剤が開発・販売されているため自分
の症状に合った育毛剤を選ぶようにしましょう。

■メリット・デメリット
手軽に自分でAGA対策を始められ費用もAGA治療ほどはかからないというメリットがある反面、効果はAGA治療薬に比べて緩やか。ただ、その分、副作用の危険性も低くなります。

育毛剤には「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の3タイプがあるので、それぞれの特性を十分に理解して選ぶこと、そして自分の症状に合った育毛剤を選ぶことが重要です。

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生活習慣の見直し

3つの対策の中でもっとも手軽にいつからでも始められるのが生活習慣の見直しです。

とくに心掛けるのは「食生活」「睡眠」「適度な運動」の3つです。 
とくに亜鉛やイソフラボンには5αリダクターゼを抑制させる作用があると言われています。

亜鉛やイソフラボンを多く含む食品を意識して積極的に摂るようにしましょう。ただ亜鉛は過度に摂りすぎると逆効果で薄毛を助長するので摂取量はきちんと守りましょう。

他にもアミノ酸は髪の毛を生成するために不可欠な栄養ですから、バランスの取れた食事を心掛けましょう。

■メリット・デメリット
メリットは本人がやろうと思えばいつからでも始められること。ただ、一人暮らしや会社の勤務手携帯によっては、なかなか規則正しい生活習慣を続けるのは難しい面もあります

睡眠や運動はできる範囲で意識して行うよううにして、どうしても食事の改善が難しい場合はサプリメントなどを利用するのも方法の1つです。

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